近ごろ、美容院でよく目にするようになったモロッカンオイルは、アルガンオイル配合の洗い流さないタイプのトリートメントヘアオイルです。
ヘアオイルと言えばロレアルやケラスターゼなどのブランドがありますが、最近はモロッカンオイルが人気上昇中です。
水色にオレンジのMのマークが目印で、有名ヘアサロン御用達のヘアオイルです。
アルガンオイルはモロッコの南西部だけに生育する、希少なアルガンの木の実から採れる高級植物油で、モロッコのゴールドとも呼ばれています。
粗悪品を見分けるポイントが4つあります。
1つは色で本物は美しい黄金色ですが、粗悪品は色が薄く透明に近いことがあります。
2つ目は香りで本物は香ばしく、ナッツに近いエキゾチックな香りが特徴ですが、粗悪品は酸化した酸っぱいニオイがします。
3つ目はテクスチャーで本物はさらりとしてベタつかない質感ですが、粗悪品は劣化が進んでいるため、肌につけるとベタベタした感触が残ります。
4つ目は価格で、安価で品質の良いアルガンオイルもありますが、粗悪品を購入しないために価格だけで選ばないことです。
モロッコ原産のアルガンの木から少量しか採油できない貴重なアルガンオイルは、希少さと需要の高さから価格も高騰している現状があります。アルガンオイルは保湿力やダメージ補修力、浸透性が高いという特長から、多くの化粧品やヘアケア商品に使用されている人気の天然オイルです。
アンチエイジングから毎日のトリートメントまで効果は幅広いですが、絶対量が少なく高価なため、アルガンオイルを真似た粗悪品も見られます。粗悪品を使用すると、価格に見合った効果が得られないだけでなく、肌や髪にダメージを与えてしまうことがあります。