気軽にカラーリングをしてみませんか?
現代、ヘアカラーは人々にとって欠かせないものになっています。
でも、ヘアサロンでのカラーは時間もかかるし、セルフカラーに比べて掛かる金額も高い。
何よりもどうやってヘアサロンで頼んでいいのかよくわからない・・・。
カラーリングの技術が普及した今、美を追求する女性のカラーリングに対する知識も豊富になり、求めるクオリティもより高いものになってきています。
ここではカラーリング初心者さんでヘアサロンで戸惑う無くカラーの注文できる様に説明したいと思います。
ヘアサロンでのカラーの注文の仕方
恥ずかしがらず、気軽に美容師に相談が実はいちばん簡単!
美容室でカラーリングをする時は、自分の髪質を知って似合うヘアカラーを美容師に相談すると良いでしょう。
思い描いているカラーやスタイルがあれば、ヘアカタログ等で事前に希望のカラーのイメージ(に近いもの)を決めておくと良いでしょう。
Prize池袋西口店では、カラーが得意なスタイリストが多数在籍していますので、お気軽に相談してくださいね。
カラーをするうえで知っておくと便利な知識
髪質を知る
髪質によってヘアカラーの染まり易さや仕上がりに違いが出てきます。
髪が細くて軟らかい方は元々髪の色が明るめで、ヘアカラーは染まりやすく希望の色に染めることができます。
髪が太くて硬い方は髪の色が黒く、ヘアカラーは染まりにくいので希望の色より明るめを選びます。
レベルとトーン
「こんな感じのカラーにしたい!」という希望が決まっても、どんな色を選べばイメージ通りになるのか??
美容業界ではレベルやトーンという基準でカラーを施術する時に表現します。
その時に「レベル」と「トーン」について知っておくと理解しやすく仕上がりの想像も容易となります。
「(カラー)レベル」・・・髪の明度(明るさ)
「トーン」・・・髪の明度(明るさ)+彩度(鮮やかさ)
を表します。文字で書くと少し難しく感じるかもしれませんが、「トーン」という単位を使って、希望のカラーの明るさを的確に美容師さんに伝えられれば、目指している雰囲気に限りなく近くなれるはずです。
Prize池袋西口店にはカラーチャートもありますので、「これくらいのトーンで」と色を指さして頂いてもOKです!現在の髪色と髪質などを見て提案させていただきます。
カラーリングの色選びのコツは?
ヘアカラーのカラーバリエーションが豊富になっているので、たくさんの色の中から選ぶのに戸惑ってしまいますよね。例えば、ブラウン系統でも"アッシュブラウン""赤みがかったブラウン""オレンジに近いブラウン"など色味を変えて選ぶことができます。カラーリングは見た目のイメージに大きく影響するので、自分に合ったカラーリングの色を慎重に選びたいものです。ここではカラーリングの色選びのコツをご紹介します。
・パーソナルカラー(瞳の色、肌の色)や顔立ちで選ぶ
「パーソナルカラー」とは肌色や唇の色、眉の色などその人固有のカラーのことをいいます。
以下ではパーソナルカラーや顔立ちなどから、一般的に似合いやすい色をご紹介します。
瞳の色:
日本人の場合、瞳の色はブラックが殆どですので、ダークブラウン系が似合あいます。
肌の色:
ピンクベージュ系・・・人は明るい暖色系
オークル系(黄色がかった肌色)・・・ナチュラルな寒色系、オレンジ・イエロー・ベージュ・アッシュ系など赤みを抑えた色
青みがかった肌色・・・ブルー系
白い肌で頬がピンク・・・ピンクやベージュ系ブラウン、レッドがかったブラウンなど赤みのある色
顔立ち:
女顔、丸顔の可愛らしいふわっとした雰囲気・・・明るい色
男顔、面長、逆三角形のシャープな雰囲気・・・暗めの色
パーソナルカラーを参考に髪の色を選べば、仕上がりがナチュラルです。
・髪質で選ぶ
髪質により仕上がりに差が出てきます。髪質を知っておくとイメージしていた色と違うという事が少なくなります。髪質が太くて硬い人・・・赤みが強く出やすい。
アッシュ系かゴールド系ブラウン、イエローベースのヘアカラーを使用すると赤くならず、ナチュラルな仕上がりになります。
髪質が細くて柔らかい人・・・黄色っぽくなる
ピンク系、オレンジ系をベースに選びます。ブラウンならピンク系などで染めると仕上がりが自然になります。
髪の量が多い人・・・重たい印象になるので、明るいカラーを選ぶことで軽めのイメージになります。
・仕上がりの雰囲気から選ぶ
カラーリングの色を変えるだけで、印象が大きく変わります。服装やメイクを組み合わせれば、TPOに応じて演出することもできます。自分のなりたい雰囲気はあるけど、カラーが決まらない時の参考にしてくださいね。
外国人風(柔らかいナチュラルな質感・フェミニン)・・・ベージュ系、明るめのアッシュ系
フェミニン(ふんわり・ロマンチック)・・・明度が高いイエロー系やオレンジ系
華やか・キュート・・・マット系の明度が高い色(アンダーカラーを入れる)
クール・・・レッド系やピンク系(派手なイメージですが、程よい明るさで深みのある色味を組み合わせる)
落ち着いた大人の雰囲気・・・明度が中間よりやや暗めのナチュラル系
知的で落ち着いたコンサバ風・・・黒髪より少し明るいダーク系
クラシック・・・ダーク系アッシュ(オレンジの色味を消し、より深く落ち着いた色合いに)
落ち着いた・洗練された・・・アッシュ系ベージュ、ブラウン、グラデーション(流行のゆるふわパーマとの相性も良い)
※グラデーションはロングヘアの重たさを感じさせず、毛先にレイヤーを入れることで動きをプラス
カラーリングの種類
・ウィービング
ウィービングとはハイライト(明るい色)や、ローライト(暗い色)を入れることで髪に立体感や動きを出すことができます。数枚だけを部分的に入れる「ポイント」や、耳上の頭半分に入れる「ハーフ」、頭全体に入れる「フル」など種類もあり、カラーで少し印象を変えたい方におすすめの技術です。おすすめは、髪の毛が細くてボリュームが出にくい方はハイライト、又はローライトをカラーリングする事によって立体感が出てボリュームがあるように見えます。また、髪の毛が暗く重たく見える方は表面だけハイライトをするだけで見え方を少しだけ変えることもできます。
・ブリーチ
毛髪の色素を抜いて脱色するものがブリーチ剤です。脱色して色を入れることで鮮やかでクリアな発色が可能になります。ブリーチを1回、2回と回数を重ねるのも可能になっています。
ブリーチをすると、茶色→金髪→白の順番で髪が明るくなります。ブリーチはメラニン色素を分解して脱色していきます。髪に少なからずダメージを与えてしまうので、ブリーチ後は、入念にトリートメントをして、ダメージケアを!
・カラーリムーバー(黒染めした毛が明るくできる)
カラーリムーバーの特徴としては、1回の使用で1~3トーン(明るさの数値)の染料をおとします。(ヘアカラーの履歴、毛髪の強度によって個人差はあります)毛髪構造にダメージを与えないので施術後にヘアカラーをしても染料の定着に影響はありません。しかし、証明はされてませんが、カラーリムーバー後にノーマルのヘアカラーをすると色が思ったよりも濃く、暗くなることがあります。
prizeのカラーリムーバーは人工染料を取り除く毛髪の専用のリムーバーです。従来の脱染剤のように過酸化水素を一切使わず、酸性タイプなので髪を傷めません。 髪のメラニン色素を漂白、分解しないので染毛前の明度(明るさ)以上に明るくなりません。また、施術後に赤茶けたりしません。 頭皮や髪に優しい安心、安全なコスメ系処方です。 香りは優しいフルーティーな香りです。
{使用例} 髪が明るい→黒染め→カラーリムーバー→明るい髪
非常に難しい技術になっておりますが、なるべく当店では対応させていただいておりますのでご相談ください。
・トリートメントカラー
トリートメントカラーは商品によってカラートリートメント、ヘアカラートリートメントなど呼び名が違います。これらは、すべてヘアマニュキュアの種類になります。
・トリートメントカラーとは
半永久染毛で、化粧品に分類されるため、ドラッグストアなどで購入することができます。
色移りすることはありません。
トリートメントカラーの特徴
・ダメージが少ない
トリートメントカラーは染料の分子が大きいので、髪の内部には浸透せず、髪表面に染料を付着させて、髪を酸性状態に変え、色を変化させます。そのため、トリートメントカラーは髪内部に薬剤を浸透させるヘアカラーに比べて、ダメージが非常に少ないです。また、アレルギーを起こす心配がないので、敏感肌やアレルギー体質の方も比較的安心して使用できます。
・ヘアケアが必要ない
トリートメントカラーはカラーリング後、染料が髪をコーティングしたような状態になるので、まるでトリートメントをしたような感触の手触りになります。髪の毛はサラサラ状態で、ダメージがほとんどないので、ヘアケアは必要ありません。また、ヘアカラーの場合、染め直しや重ね染めなどは、期間を空けないと髪のダメージが気になりますが、トリートメントカラーならダメージを心配せずにできます。
・自然な仕上がり
トリートメントカラーは、2~3週間程度で色落ちしてしまいますが、染め直しや重ね染めを何度もすることで、徐々に染まっていきます。元の髪の色とカラーリングした部分の色の差がくっきり目立たないので、自然な雰囲気に染めたい方にはおすすめです。
・流行のヘアカラーを長持ちさせる
色落ちが目立ちやすいアッシュやグレー、ミルクティーなど流行のヘアカラーを長持ちさせるトリートメントカラーがあります。自宅でも使用できるアイテムです。代表的なエブリのカラートリートメントは素手で使えて、手についてもすぐ落とせる安心感があります。週1回のカラー補修として使用すると良いでしょう。1回ブリーチをしていれば、エブリのカラートリートメントだけでカラーを変えることもできます。クイスクイスのデビルズトリックは髪に馴染ませ、5分後洗い流すだけで、ダメージヘアほどよく染まります。ウェラのカラーリチャージは毎日使用することで、少しずつ色落ちを補給し、髪にツヤを与えます。
・セルフカラーに失敗してしまったときは
まれに自宅でトリートメントカラーを使って毛先が緑色になったり、ネズミ色になってしまったりするケースがあります。原因として、縮毛矯正をしていたり、毎日コテやアイロンを使用したりしていることが多く、熱のダメージで髪の色が発色しないようになっています。対処法としては、オレンジ系のトリートメントカラーを使用する方法があります。緑色やネズミ色になってしまうのは、アッシュやマットの色が濃くなり過ぎたことが原因なので、補色であるオレンジ色で中和させるとミルクティー系の色味に戻ります。ただ、セルフカラーで失敗した髪を修復するのはリスクが大きいので、美容師に相談するのがベストです
カラーリングにトレンド色を取り入れる
カラーリングにもトレンドカラーがあります。
海外セレブやトップモデルから始まったグラデーションカラー、アッシュ系、透明感のあるカラーに加えて、今年は「暗髪」、「ルミエールカラー」が注目されています。昨年、黒髪が話題になりましたが、ファッションに合わせづらいとか、ヘアスタイルも重くならないような工夫が必要でした。「暗髪」は黒とは違うダークカラーで、程よいツヤ感があります。「ルミエールカラー」は人気のアッシュ系やベージュ系に光沢感のあるツヤを加えたシャンパン・カラーです。春夏ファッションにぴったりで、新色がたくさん出ています。
・グラデーションカラー:ロングにおすすめ!
カラーリング剤の配合を変え、根元から毛先にかけて3~4層を色味やトーンを変えながら染めていくグラデーションカラーは、毛先にレイヤーを入れたヘアスタイルでより映えるので、ロングヘアで存在感のあるヘアスタイルにしたい時に人気です。
・外国人風アッシュ系:ニュアンスパーマとの相性もGOOD!
アッシュ系はグレイの色味が加わるので、落ち着いた洗練された都会的なイメージがあります。アッシュ系ピンク、アッシュ系モカベージュ、アッシュ系ベージュ、アッシュ系グレイなど色を程よく落ち着かせ、外国人風ニュアンスパーマとの相性も良いです。
・暗髪(ダークカラー):染直しやカラーを入れやすく、艶もでる。
トーンの数字が上がるほどヘアカラーは明るくなります(黒髪は5トーン以下、茶髪は9トーン以上)。
暗髪はその中間で6~8トーンの中間色です。カラーリングと言うと髪の色を明るくするイメージがありますが、暗髪では標準的な黒髪と見た目が変わらないか、深めの茶色になります。Prize池袋西口店でも暗髪をお勧めすることがあります。黒髪から染め直すのに手間がかかること、次にカラーリングをする時にカラーを入れやすくなるためです。
・ルミエールカラー:春夏にお勧め!女性の魅力を表現!!
シャンパン・カラーのルミエールカラーには、マットベージュで赤みを抑え、うっすら緑味を加えた柔らかい印象を与える「ルミエールミント」、シャンパン系ベージュの黄みを抑え、上品な印象の「ルミエールジンジャー」があります。他に「レモンミント」、「ミントベージュ」、「ビターミント」、「グリッターブラウン」、「アーモンドショコラ」、「シャンパンブラウン」などおしゃれな新色が出ています。「ルミエール」はフランス語で光、柔軟さ、知性の意味で、柔らかな印象の中にキラッと感のあるルミエールカラーは、強さと優しさを兼ね備えた女性の魅力を表現します
グラデーションカラーの種類
グラデーションカラーにはハイトーンなものからダークトーン、ビビットなカラー、マーメイド系などさまざまなカラーの組み合わせがあります。一般的なグラデーションカラーはブラウン系ですが、最近ではアッシュ系のグレーシャドウグラデーション、ピンク系アッシュのグラデーション、赤みや深みのあるボルドー系グラデーション、黒髪をホワイトブリーチしたグラデーションなどが人気です。
一番人気!アッシュ系グレーシャドウグラデーション
根元のブラックから毛先に向かって、アッシュ系に色を変化させるグラデーションカラーになります。プラチナ、アッシュ、バイオレットなど低めのトーンで髪の毛の地色に近いブラック系からグレー系になるよう、毛先に向かってグラデーションに色を入れていきます。
仕上がり雰囲気
ナチュラル・外国人風・グラマラス
2番人気!ピンク系アッシュ、ボルドー系グラデーション
透明感と深みがあり、毛先のピンクカラーを濃いめにしてコントラストを出すと、個性的なモード感を演出できます。赤みや深みのあるボルドー系も人気があります。根元を赤くして毛先に向けて濃いめのピンクにするなど、個性を出したい、おしゃれな女性たちが多く取り入れています。赤は派手な印象がありますが、華やかで明るい印象に見せる効果があります。
仕上がり雰囲気:
モテ・愛されヘア・個性的なモード系
黒髪をホワイトブリーチしたグラデーション
地味な黒髪をおしゃれに見せたい!というときは、黒髪にグラデーションカラーを入れることで、パリジェンヌのようなアンニュイ感を演出することができます。毛先にアッシュを効かせた暗めの色を入れたり、ホワイトブリーチをした後、アッシュと色を掛け合わせたりすると、外国人風の垢抜け感がアップします。黒髪でもグラデーションカラーを入れることで、自分のなりたいイメージに合わせて変身することができます。ちょっと人とは違うグラデーションカラーにしたい方におすすめです。
仕上がり雰囲気:
外国人風(パリジェンヌ)・個性的
グラデーションカラーにするメリット
・根元が伸びても色の違いが目立ちにくい
グラデーションにするときに、髪の根元のカラーを地色に近い暗めのカラーにすると、根元が伸びても色の違いが気になりません。頻繁に美容室に出かけて部分カラーをしなくてもOKなので、お財布にやさしいというメリットも。
仕事や家事で美容室になかなか行く時間が取れない忙しい方にお勧め!
・染め直ししなくてよいのでダメージが少ない
伸びてきた地色との差が気にならず、何度も染め直しする必要がありません。染め直しの回数が減らせるので、頭皮や髪へのダメージも減少。
髪のダメージが気になってヘアカラーを迷っている方・、面倒くさがりのズボラさんにもおすすめ。
・女子力アップ
華やかで派手なイメージがあるグラデーションカラーは、確実に女子力が上がります。可愛さがアップするだけでなく、外国人風の落ち着いた大人の女性のセクシーさを演出することができ、髪を下してさり気なくかきあげたりすると、外国人風のふんわりしたユルさが出て、セクシーにキマります。男性をハッとさせること間違いなしです。
グラデーションカラーに似合うヘアアレンジ
レングスに合わせたカラー選び。
・ロングヘア・・・グレー系やスモーキーなアッシュ系が大人っぽさを出せます。
・ミディアムヘアならベージュ系で立体感を出したり、オレンジ系で可愛さをアピール。
・ボブやショートヘアは毛先にポイントになるカラーを入れるとアクセサリー感覚で楽しめます。
また簡単なヘアアレンジでおしゃれ度がUP!!特別な日やパーティに参加するときにぴったりなヘアアレンジを紹介します。
・柔らかい印象になるフィッシュボーン
三つ編みに似ているフィッシュボーンは、魚の骨のような仕上がりになるヘアアレンジです。普通の三つ編みではおしゃれな印象にならないときに試したいアレンジ。グラデーションカラーの繊細なカラーが強調され、単色のときよりボリューム感がありますし、ゴージャスな雰囲気を演出できます。三つ編みと同じように作れるので、誰にでも簡単にできるヘアアレンジと言えます。ルーズにゆるく編めば、今どきの流行のヘアスタイルになれますし、きっちりキツめに編めば、クールな印象になります。
・女性らしい印象がアップする編み込み
グラデーションカラーに飽きてきたと感じたら、編み込みにヘアアレンジしてみましょう。編み込みはそれほど難しくなく、練習をすれば誰でも簡単にアレンジすることができます。グラデーションカラーで編み込みをすると、グラデーションが強調され、アクセサリーなしでも今どきのおしゃれ感を出すことができます。編み込んだ髪の間にハイライトを入れたような髪色が生かされ、グラデーションカラーをきれいに見せられるアレンジです。パーティやお呼ばれなど特別なときは、花やリボンなどヘアアクセサリーを使って、より女性らしさをアピールしてください。
・大人っぽい印象になるハーフアップ
トップからサイドの髪をねじったり、三つ編みにしたりして、ピンなどで後頭部に固定したハーフアップ。簡単ですが、外国人セレブのようなこなれたおしゃれ感が出せます。ピンク系やレッド系のグラデーションカラーなら、ハーフアップした後頭部にお花の形を作ると、バラの花がついているようなゴージャス感があります。おろしている髪はふんわりカールさせると、パーティヘアにぴったりです。編み込みやフィッシュボーン、巻き髪などをプラスしてオリジナルのハーフアップを楽しんでください。
グラデーションカラーの施術方法
グラデーションカラーの歴史はまだ浅く、日本で世間に浸透し始めたのは2011~2012年ごろと言われます。海外セレブのヘアスタイルで紹介され、日本で一気に火がつきました。歴史が浅いということもあり、グラデーションカラーの方法や作業工程は、美容師によってさまざまです。ホイルを使ったり、フリーハンドでまず色の土台を作ったり、色の組み合わせも美容師次第ですが、グラデーションの基本的な作り方は次に紹介する3パターンです。
・毛先のみ段階的にブリーチしてヘアカラー
初めに毛先をブリーチして本来の髪の毛の色素を抜き、その上に好みのヘアカラーを全体に塗布してグラデーションカラーにして行きます。毛先だけブリーチするので、比較的失敗が少なく、自宅でも簡単にグラデーションカラーにすることができます。毛先のみで広範囲をブリーチするわけではないので、髪の毛のダメージを最小限にすることができるのもメリットです。グラデーションカラーを初めて試す方が多く行う方法で、セルフで行うならこちらの方法がオススメ。後からカラー剤を使って色を足してもOKです。
・髪全体をブリーチしてヘアカラー
根元の部分も明るい印象にしたい場合、髪全体をブリーチして色のトーンを上げてから、グラデーションカラーを作ります。全体にブリーチをすると、髪の毛に大きなダメージを与える可能性がありますが、一度色素を抜いたうえにヘアカラーを入れることで、よりキレイな色に仕上がります。海外セレブ風の軽い髪質で、おしゃれな印象のグラデーションカラーを楽しむことができます。ただし、髪全体をブリーチするとヘアカラーが落ちやすくなることがあるので、ヘアカラー後のケアをしっかりと行います。また、キレイなグラデーションになるよう、十分注意を払う必要があります。
・ヘアカラーだけでグラデーションを作る
髪の毛に必要以上にダメージを与えたくない場合、また、パーマなどですでに髪の毛に負担がかかっている場合、ブリーチができない可能性が考えられます。その場合はヘアカラーだけで、グラデーションカラーを行うことができます。その代わり、ブリーチをしていないので色のトーンを上げるには限界があります。人によってはグラデーションカラーになりにくいこともあるので注意してください。色のトーンの差が分かりやすいカラーを選ぶことがポイントです。
カラーリング時の悩み
・染まり方の違い
一般的に太い毛が染まりにくく、細い毛は染まりやすいとされ、染まりやすい細い毛はその分カラーの色がすぐ落ちやすくなります。カラーリングは髪質の他に温度、時間によって染まり具合が違うので、太い毛は加湿機で温度を上げたりして調整しますし、色持ちはヘアケアで良くすることができます。
・色が落ちてしまう
髪質が細い人は色落ちしやすいですが、どんなヘアカラーでも時間と共に色は落ちていきます。美容室で染まりにくい人は温度や時間を調整すれば対応できますが、色落ちを予防することはできません。もし、ヘアカラーを長持ちさせたいと思うなら、自分の希望の色より暗めの色にすると、ヘアカラーが長持ちします。基本的に明るい色、淡い色より暗い色、濃い色の方が色持ちが良くなります。明るい色は9トーン以上、淡い色はピンク系、アッシュ系、ベージュ系になるので参考にして下さい。
・薬剤が沁みる、頭皮のカユみ
ある美容室でカラーリングの悩みのアンケートをとったところ、カラーリングをしている時から薬剤が沁みる、帰宅した翌日から頭皮がカユいというのが多かったそうです。これはカラーリング剤に配合されるジアミンや、ジアミンと過酸化水素を混ぜ合わせた時にできる物質が原因です。カラーリング剤を頭皮につけないようにすれば良いので、刷毛とリングコーム(クシ)を使い、根元ギリギリまで染める技術で防ぐことができます。また、prize池袋西口店でも必ず「沁みたりしてしませんか?」と確認しています。その場で美容師に伝えて下さいね。
・髪のダメージ
パーマと同じようにカラーリングも髪へのダメージはあります。カラーリングの薬剤の種類でダメージの程度が違い、黒髪、白髪を染めるアルカリカラーはキレイな色に染まりますが、ダメージが一番大きいので、カラーリング後のヘアケアは欠かせません。酸性カラーはヘアマニュキュアと呼ばれ、髪の表面をコーティングするので傷みは少ないですが、明るい色、微妙な色合いは難しいです。ヘナ(草木染め)は天然素材で髪の表面を染色するので、傷んだ髪のケアやツヤを出すことができます。ダメージヘアのカラーリングや白髪染めに良いです。
自宅で気軽にセルフカラー
初めての場合は美容室がオススメ 自分でヘアカラーをしている人も多いですが、自分ですると仕上がりがキレイにならない場合があります。根元の色を暗くして毛先の色を明るくすることはできますが、色の境目が不自然になりがちです。その点、美容室であれば、自分のイメージに合ったグラデーションカラーにすることができます。料金を心配する方もいますが、美容室によってはそれほど高額な料金ではありません。初めてグラデーションカラーにチャレンジする方は特に美容室がオススメです。
グラデーションカラーをセルフでやってみる
グラデーションカラーは美容室がオススメですが、それでも自宅でセルフでやってみたい方の為に手順を紹介します
ポイントはしっかりとブロッキングすること。細かくブロッキングすることで失敗を防ぐことができます。また、グラデーションのカラーは予め決めておくことも重要です。
・髪を2つにブロッキングする
髪の毛に必要以上にダメージを与えたくない場合、また、パーマなどですでに髪の毛に負担がかかっている場合、ブリーチができない可能性が考えられます。その場合はヘアカラーだけで、グラデーションカラーを行うことができます。その代わり、ブリーチをしていないので色のトーンを上げるには限界があります。人によってはグラデーションカラーになりにくいこともあるので注意してください。色のトーンの差が分かりやすいカラーを選ぶことがポイントです。
・境目をぼかすように毛先をブリーチ
ゴムで目印をつけた毛先の部分をブリーチして行きます。境目をはっきりさせてしまうと仕上がりが不自然になります。また、人によって色の抜け具合に差があるので、この段階であまり色が抜けていなくても大丈夫です。自分で境目のブリーチをするのが難しければ、周りの人に手伝ってもらって下さい。一番明るくしたい毛先の部分をブリーチしたら、アルミホイルで巻いて5~10分ほど放置し、シャンプーを活用してしっかり洗い流します。タオルドライで水分を取り、ドライヤーでしっかり乾かします。洗い流すのは毛先の部分だけでOKです。
・希望の明るさになったら洗い流して完了
しっかり乾いたら、毛先からゴムで目印をつけた部分までブリーチします。もう一度アルミホイルで巻いて5~10分ほど放置します。何度もブリーチしたくない方は、お好みのカラー剤を使用してもOKです。ただ、ブリーチするのではなく、グラデーションを意識し、色の境目が目立たないようにします。最終的なカラーになるので、髪の毛の染まり具合に合わせて時間は調節します。希望の色味になったと感じたら、再度しっかり洗い流し、丁寧にヘアケアを行って乾かします。
眉毛のカラーリングはできる?
眉マスカラではなく、眉毛のカラーリングはできるのでしょうか? できれば髪のカラーリングに似合う色にするとオシャレに見えますね。モデルや女優さんで明るいヘアカラーと染めているような眉にしている人がいます。パーマヘアも流行のゆるふわスタイルには、髪と肌とのコントラストを考えた眉の色が良いでしょう。ただ、顔の皮膚はデリケートで、美容室では眉毛専門でないと殆どカラーリングはしていません。自分でブリーチやカラーリングをする場合、眉毛用はなくムダ毛の脱色剤を使用することになるので、取り扱いには十分注意して下さい。prizeでも眉毛カラーはあまりおすすめはしておりませんが、どうしても必要な場合は施術させて頂いております。しかしながら、肌荒れなどのトラブルが起きました場合はお客様のご責任として病院に行くなどをしていただき、prizeといたしましては一切の責任を持つことが出来ませんのでご了承ください。
Ⅰ眉毛専用美容室
普通の美容室でも眉のカットはしていますが、ブリーチで脱色したり、ワックスで脱毛したりということはしていません。眉毛専用美容室ではオーダーメイドの眉をデザインし、色を濃くしたり、脱色したり、ムダ毛を処理して眉のスタイリングをしやすくします。眉のお手入れやメイクを簡単にするために、専用の針を使用して皮膚に天然の色素で彩色する落ちない眉のメイク技法もあります。ただ、眉毛は生え変わりが早いので、1~2週間に1度のカラーリングをしないと不自然になります。プリン状態になって手直しするのは難しいです。
Ⅱ自分でブリーチしてみる
若い女性を中心に素肌の美しさを強調するような色素薄づきメイクが流行中で、眉も合わせて脱色したいという方が増えています。眉毛専用美容室は経済的な負担があるので、自分で脱色剤を見つけて使用しているようですね。ただ、フェイス専用ではなく、全身用なので刺激が強かったり、誤って目に入ったりすると危険です。また、脱色するときはかなりヒリヒリするようなので、肌が過敏な方、肌に合わないと思った方はすぐに止めて下さい。また、眉の生え変わりに合わせて週一回くらいのペースでブリーチする必要があります。
Ⅲ眉毛をキレイに整えるなら
普通の美容室でも眉カットはしていますので、短くカットし、アイブロウで眉毛を思い通りの色で描くという方法があります。眉マスカラでブラウン系など好きな色にすることもできます。洗顔すれば落ちますが、失敗がなく、安全で一番自然な方法です。眉毛を伸ばして眉マスカラにしておいた方が、いざすっぴんになった時、そのままの眉毛でも大丈夫です。眉毛のブリーチを始めると、いつもメイクしていないと眉が不自然になりますし、肌への負担を考えると少し心配ですね。
メンズのカラーリングと色選び
カラーリングの基本的仕組みは女性用、男性用も違いはなく、ヘアカラー、ヘアマニュキュア、白髪染めも同じようにできます。ただ、髪質の違い、肌の色の違いがあるので、薬剤が強めだったり、男性用には寒色系のヘアカラーが多かったりします。美容室では男性、女性の区別なく、髪質や肌の色の違いなどから個人に合わせた色の調合をしますが、市販のカラーではそれができないので、男性、女性のニーズに合わせたヘアカラー剤が出ています。髪の長さを想定して女性用の方が量が多いので、髪が長めであるとか、色味を強く出したい時は男性が女性用を使用することもできます。
Ⅰカラーリングの特徴を知る
女性用と同じく男性用もヘアカラー、ヘアマニュキュア、ヘア・ブリーチ、ヘナなど天然素材、ヘアマスカラ(一時染毛剤)があります。色味で比較するとヘア・ブリーチが最も明るいですが、ダメージが大きく、次にヘアカラーが明るく染まりますが、ヘアケアをしないとダメージが進行します。ヘアマニュキュアは明るくなりませんが、紫外線防止になり、ダメージが少ないです。ヘナは黒髪は明るくなりませんが、白髪染めでは良く染まり、地肌にも優しいです。ヘアマスカラは負担がなく、1回のシャンプーで落ちますが、汗で色落ちします。
Ⅱメンズ向きのヘアカラーとは?
市販のヘアカラーで言えば、男性用はアッシュ系のくすんだ色と流行を併せ持つ無難なヘカラーが多く、髪の動きがあるレイヤーのヘアスタイルが多いことから、髪のツヤ感を出すより、柔らかさが重視されています。女性用は色味を強調するように、オレンジ系、レッド系と色の種類が豊富で、髪を下すヘアスタルが多いのでツヤ感を重視します。顔色との相性で言えば、色白の方はレッドやオレンジなど暖色系、色黒の方はアッシュやマットなど寒色系が映えます。日焼け止めケアをあまりしない男性は女性より日焼けするので、寒色系が似合う方が多いです。
Ⅲオススメはアッシュ系
アッシュは灰色ですが、青に近い紫が配合されているので、黒髪を明るくすると出る赤みを消して、顔の色とのバランスが崩れることを防ぎます。男性には黒髪よりは明るくなるけど、赤みが少ないくすんだ落ち着きのあるアッシュ系ブラウンがオススメです。また、黄色味が強い場合はイエロー系をベースカラーにすると自然です。同じカラーリングでも似合っている人、不潔に見えるだけという人がいますので、メンズの場合も色選びは大切です。
カラーリングをした後のヘアケア
カラーリングをするのは美しい髪とヘアスタイルのためのもの。髪に与えるダメージを最小限に抑え、髪の健康を維持しながら、色持ちを良くするためのヘアケアをしたいですね。
・シャンプー
カラーリングをした直後は、まだ髪の内部に色が定着していない状態です。完全に定着するには3日から1週間かかるので、その間のヘアケアが重要です。カラーリング当日はシャンプーを控え、できれば2日間置いた方が良いです。シャンプーはヘアカラー用か弱酸性が望ましいです。38度くらいの少しぬるめのお湯で洗った方が、髪のダメージがなく、色持ちが良くなります。カラーリング後は髪がパサつきがちなので、シャンプーだけでなく弱酸性のトリートメントで週2日ぐらいはしっかりお手入れして下さい。
・ドライ
洗髪後はしっかりタオルドライをします。ゴシゴシこすらず、タオルでポンポンと挟むように髪の水分を取り、寝癖がつきにくいように根元から前に向けて乾かします。 ドライヤーの前にトリートメント剤を髪全体に馴染ませておくと、熱から髪を保護することができます。生乾きにしないようしっかり乾かしますが、高温ドライは避け、低温で髪から10cm以上離して使用します。8割程度乾いたところで「冷風モード」にして仕上げます。自然乾燥でも大丈夫ですが、「冷風モード」で仕上げた方がキューティクルが閉じやすく、ヘアスタイルの持ちも良くなります。 アイロン(コテ)を使う場合にも、使用前にヘアケア剤を使って髪を保護して下さい。温泉やプールの塩素はアルカリ性で色が抜けやすくなるので、早めにシャンプーで落とすようにします。
・紫外線
海水浴や屋外レジャー・スポーツの後に髪の色が明るくなったように感じませんか? 髪の80~85%のたんぱく質が紫外線のダメージを受けると髪の柔軟性が失われ、保水力が低下し、パサパサでゴワゴワした髪になってしまいます。また、紫外線は髪の中に定着した染料を分解してしまうので、カラーリングの色落ちが進んでしまいます。お肌だけでなく、髪や頭皮のUVケアを心がけて下さい。 普段から保湿ケアをしておくとダメージを防げるので、ヘアオイルを髪の表面につけるのも効果的です。
・頭皮のケア
カラーリング後は頭皮の刺激に対するバリア力が低下しているので、保湿力が高い化粧水で頭皮を保護してあげて下さい。前頭部や頭頂部を中心につけるようにし、頭皮の保湿ケアをすることで、新陳代謝が正常になり、頭皮の健康を保つことができます。頭皮の新陳代謝を促すためにマッサージをすると効果的です。頭皮マッサージでは表面をゴシゴシこすらず、指の腹全体で頭皮を包む感じでやさしくマッサージします。美容室のヘッドスパなど定期的に利用しても良いでしょう。
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