パーマ
くせ毛の悩み別パーマの選び方や、気軽にパーマでイメージチェンジを楽しみたい方にprize池袋西口店取り扱うパーマメニューをメインに特徴やメリットデメリットをご紹介します!
- くせ毛対策にはパーマが強い味方!
- prizeの人気のパーマと特徴をご紹介
- ロッドの巻き方いろいろ
- パーマの薬剤について
- パーマとカラーを一緒にしても良い?
- レングス別パーマスタイル
- メンズのパーマスタイル
くせ毛対策にはパーマが強い味方!
雨の日や梅雨の時期は、水分バランスが崩れ、髪がうねり広がってうまくまとまらない・・・
そんな悩みや経験を持っていらっしゃる方は少なくないと思います。
うねりは、雨で湿度が高まると毛髪が過剰に水分を吸収してしまい、髪の内側の正常な水分バランスが乱れることが原因です。
髪の主成分であるタンパク質は、水分を吸収しやすい性質を持っています。毛髪がダメージを受けて、痛んだ部分から水分が侵入して内部のタンパク質が侵入した水分を吸収します。その水分をためこんだ部分が膨張して、髪がうねりを起こしてしまうのです。うねりが出るところも均一ではなく、様々な場所でうねりが出るため、結果、髪(頭)全体が広がってしまうのです。
そんなお悩みの救世主"パーマ"オシャレな髪型にするファッション要素だけでなく、くせ毛を隠してくれるお助けマン!そんなパーマを味方につけてくせ毛の悩みを解消しましょう!
目的別パーマの選び方
・ボリュームがあり過ぎる!→ストレートパーマ
・強くくせ毛をサラサラに!→縮毛矯正
・頭のボリュームを抑えつつ毛先は動きを出したい!→縮毛&デジタルパーマ
・スタイリングを楽にしたい→パーマ(クセよりも強いウェーブ)
・小顔に見せたい→縮毛矯正
prizeの人気のパーマと特徴をご紹介
縮毛矯正 価格¥16000 (税込¥17280)
縮毛矯正の特徴
くせ毛でお悩みの方、湿気で広がるヘアスタイルの改善にお勧めです。
広がるクセ毛をボリュームダウンしてくれます。くせ毛によって頭のハチの部分が広がり、頭が大きく見えてしまいます。くせ毛のうねった分だけボリュームも大きくなります。そのうねり毛を真直ぐにする事でボリュームダウンに繋がるのです。頭が大きいと悩む必要はないのです。たとえ、本当に頭が大きかったりハチのハリが気になったりする方でも、縮毛矯正をすることで小顔に見える効果があります。くせ毛ではなくても小顔に見せたい方にも縮毛矯正は合うでしょう。さらに毎朝のブローする時間を大幅に短縮できます。そしてステキな事に朝起きて寝癖による広がりを抑えてくれますので、ほぼほぼブローの必要性が無くなって、時間に追われない朝になります。
縮毛矯正の特徴と言えばサラサラになるのも1つの特徴であります。アイロンで施術する事によって髪の毛の状態を均一にすることでサラサラな髪の毛になります。
今までに縮毛矯正をしてダメージが気になった方はぜひ、prize池袋西口店の縮毛矯正を試してみてください。ダメージレスな薬品を使い、傷む・パサつくといった問題を解決しました。どれぐらい真直ぐにしたいのか、自然な感じのストレートは出来ないのかなどの悩みは、prize池袋西口店のスタイリストに気軽にご相談をしてくださいね
縮毛矯正が初めての方や男性の方には部分的な縮毛矯正により、日ごろのスタイリングを楽にすることもできます。男女問わずに顔まわりは特にクセがきつい方が多いです。もみあげ部分や前髪部分などです。そのような場合はポイント的に縮毛矯正を施術します。そうする事で汗をかいた場合、湿度によるうねりなどに対応する事が出来て、日頃のちょっとしたストレスから解放される事もできます。
髪の毛はあまり知られていないですが、実はダメージがあると広がりやすいのです。ダメージ以外にも元々の髪の性質もうねりや広がりに影響しています。毛穴自体がゆがんでいる遺伝的なくせ毛は、雨の日や湿度の高い日だけに限らず元からうねりが出てしまいがちです。直毛の断面は中心からバランスのよい円形に近い構造なのに対して、くせ毛の断面はバランスが偏り楕円状になっています。この偏りが原因で、くせ毛はうねりやすいのです。さらに直毛の髪の毛は毛穴からまっすぐに伸びるのに対してクセの出やすい髪は毛穴自体が歪んでいる場合が意外に多くあります。曲がった毛穴から生えた髪は、伸びる過程でうねってしまいます。そんなくせ毛には、縮毛矯正やストレートパーマがとても効果的です!再現性やキープ力が高まり、スタイリングが今までと比べると信じられないぐらいに楽々になります。また、触り心地も飛躍的にアップします。
Ⅰ縮毛矯正とは?
クセ毛やボリュームのある髪の毛のウェーブした結合をお薬(1剤)で切断し、アイロンによってまっすぐな状態にします。その後、さらにお薬(2剤)を塗布することによってストレートを固定させる、といった工程になります。 縮毛矯正を行った髪の毛は半永久的にまっすぐストレートになりますが、これから生えてくる髪の毛までストレートになるわけではなく、また縮毛矯正を行えば、髪の毛がダメージを受けることは間違いありません。特に熱処理を加えることで感想やパサつきが気になる場合が多くあります。そのためにトリートメントでの保湿やコーティングは必要不可欠となってきます。
Ⅱ縮毛矯正の特徴
縮毛矯正は、薬剤とアイロンによってくせ毛をストレートにするので、伸ばした髪の毛は半永久的にストレートになります。ストレートパーマは、本来直毛(ストレート)の人がパーマなどをかけた後に、元の髪質に戻すために行うものですので、クセ毛の人がストレートパーマをかけても、パーマの効果が落ち、時間が経てば再びくせ毛に戻ってしまいます。ストレートパーマが「弱い縮毛矯正」と思っている方がいらっしゃいますが、ストレートパーマと縮毛矯正では目的も違えば効果も違ってきますので、カウンセリングでご希望をお伝えください。
Ⅲ縮毛矯正の行程と施術時間
1 スタイリストとのカウンセリング(約3分~30分)
カウンセリングの時に今の髪の悩みや、どの様なスタイルにしたいかなどの希望を伝えて下さい。スタイリストから施術可能か、リスク(髪の毛にダメージがあると縮毛矯正を施術する事で、より髪の毛がダメージをうけます)があるか、施術不可かの診断があります。
2 薬剤の塗布(約10分~25分)+(3分~25分)
薬剤の塗布をします。根本を避け、クセが出ている部分を中心に薬剤1液を塗布して髪の毛に馴染ませていきます。塗布が終わったらしばらく放置します。温めたり、そのままの状態だったりと毛髪の状況に合わせていきます。放置時間も毛髪の状況によって違います。髪の毛が健康な状態であれば薬剤が浸透するまで時間がかかります、ダメージのある髪ならば放置する時間は短くします。
3 洗い流す(約5分~15分)
薬剤1液を洗いながします。この時にトリートメントや炭酸泉を使うことで、仕上がりのダメージやツヤが変わってきますのでトリートメントや炭酸泉はおすすめです。
4 ヘアドライ(約5分~10分)
髪の毛を乾かします。必要に応じてブローセッティングをします。この時にトリートメントを使うことで仕上がりのダメージやツヤが変わってきます。
5 ヘアーアイロン(約20分~40分)
温度の高いアイロンで髪の毛にテンションをかけながら、ストレートにしていきます。
6 薬剤の塗布(約5分~15分)
髪の毛に薬剤2液を塗布し、しばらく放置します。ストレートになった髪の毛を固めます。
7 洗い流す(約5分~15分)
薬剤2液を洗い流します。この後にトリートメントをおススメしています。
8 乾かします(約5分~15分)
仕上げのブローになります。
縮毛矯正のメリット・デメリット
元々クセ毛、縮毛を伸ばし直毛にするための施術なので、どんなクセ毛もほぼ直毛にすることができます。一度縮毛矯正をすれば、半永久的にストレートを維持できるので、ストレートパーマのように取れてかけ直すという必要はありません。その分薬剤が強く、高温のヘアアイロンも使用するため、髪へのダメージが強いです。縮毛矯正は他のパーマに比べて施術に時間がかかりますし、料金もストレートパーマより高くなります。また、美容室によっては髪の毛が不自然に真っすぐになり、細い針金のようになってしまうことがあります。
縮毛矯正の髪へのダメージ
効果が高い分、髪へのダメージは美容院メニューで1、2位になるほどです。失敗して髪がチリチリになり、髪を傷めたので切るしかないケースもあります。毎回毛先まで縮毛矯正をかけるのではなく、一度かけたところはなるべくかけない方が髪を傷めずに済みます。毛先がパサついてはねやすくなり、また縮毛矯正するとなると悪循環です。伸びた分だけかけるようにして、なるべく間隔を空けるようにすると髪のコンディションを保てます。時間をかけて高めの料金設定をしているか、仕上がりにこだわりのある美容院の方が安心かも知れません。
縮毛矯正のお手入れ方法
縮毛矯正後の髪の毛はとてもデリケートで、せっかくかけた縮毛矯正がお家でのお手入れによって台無しになってしまうことがありますので注意が必要です。施術後すぐに髪の毛を結んだり、帽子を被ったり、耳にかけてしまうとその形が付いてしまうことがあります。縮毛矯正に限らず、髪の毛(頭)を洗ったあと、濡れたままの状態にしておくことは、髪の毛はもちろん頭皮にもよくないので、ドライヤーで乾かすようにしましょう。また濡れたままの状態で寝たりすると、その形のクセが付いてしまうことになりますので注意しましょう。
縮毛矯正後の髪の毛は、「タンパク質」などの栄養成分が流出していますので、その流失した栄養分を補給してあげなければ、パサパサの髪の毛になってしまいます。シャンプー後のトリートメントは保湿成分の多いもの、流さないトリートメントの使用も大切です。
縮毛矯正のホームケア
1 朝の手入れ
朝は寝癖が出ていれば、その部分を濡らします。完全に乾かし少しブラシで整えれば完成です。縮毛矯正がかかっていれば基本的にはあまりブローを必要としません。ツヤだしスプレーや、洗い流さないトリートメントで仕上げます。サラサラでつやつやの髪になります。
固いWAXや固まるムースをつける必要はありません。
2 夜の手入れ
シャンプー後にトリートメントをつけます。トリートメントは髪質に合わせるか仕上がりに合わせて選びます。分からない場合は担当の美容師に聞いてください。ドライヤーで乾かす前には洗い流さないトリートメントを付けると、より良いです。ドライヤーで乾かします。ある程度乾いたら上から下に向かって風を当てると、より髪の毛にツヤがでます。
縮毛矯正のアレンジの仕方とスタイリング
1 完全に乾いている状態でコテをつかいます。髪の毛の長さやデザインによってコテの大きさを変えます。ロングヘアの場合などは大きめ(約30ミリ以上)のコテを使います。縮毛矯正をしていますので少し温度を高めにし、熱を当てる時間も長めにします。巻き終えたらツヤ出しスプレーか、洗い流さないトリートメントをつけてツヤを出します。縮毛矯正をした髪は巻き髪がとれやすいので少し固まるスプレーを巻いた部分につけていきます。注意事項として、ツヤだしや、固まるスプレーなどあまり、上の方はつけない様にしましょう。ベタッとした不自然なスタイルになりますので注意が必要です。
2 毎日のアレンジが苦手な方、メンドクサイと思っている方におススメなのが、縮毛矯正&デジタルパーマが良いです!縮毛矯正でボリュームを抑えながら毛先にはコテで巻いた様なフワフワの仕上がりが楽しめます。家でのスタイリングも乾かしてツヤだしでOKなので簡単です!施術時間は縮毛矯正の時間+約40分でOKです!
デジタルパーマ 価格¥16000 (税込¥17280)
デジタルパーマの特徴
・巻き髪のようなパーマが欲しい。
・毎日コテで巻くのがめんどくさい。
・ウェーブは欲しいけど手入れできるかが不安。
・縮毛矯正をしているけどウェーブが欲しい。
・パーマがかからない、かけてもすぐ取れてしまう。
従来のパーマとの違いは日頃のお手入れ(毎朝・毎晩のブロー)にあると思います。デジタルパーマは別名で形状記憶パーマと呼ばれているのです。パーマのバサバサ感が軽減して乾かすだけで十分に思ったようになります。さらに、従来のパーマは水で濡らしてからムースを付けてウェーブを揉み込んで出すというのがパターンでした。そうすると濡れた質感でムースによって固められ、仕上がりは古くなってしまい、一昔前のスタイルになりがちです。そのようにならないのがデジタルパーマの特徴の1つです。シャンプー後に乾かすだけである程度は形になりますので、ツヤだしスプレーなどを使い、ベトベトさせないでキレイヘアを保つことができます。
さらに、縮毛矯正をした髪にかけることのできる唯一のパーマでもあります。縮毛矯正をするとサラサラのストレートになります。しかし毛先には動きを出したい!などのお客様からの意見をよく聞きます。しかし縮毛矯正をした髪に従来のパーマをかけることはprize池袋西口店ではオススメしておりません。しかし、デジタルパーマであれば縮毛矯正との相性がいいので施術が可能になります。頭のハチの部分はボリュームダウンをして、毛先はフワフワにする事が可能なのです!コテで巻いたようなカールが乾かすだけでできちゃう、画期的なパーマです。これで毎朝のセットの時間がぐっと短縮できます。
熱の力を借りて施術するのがデジタルパーマの特徴です。アイロンで巻いたような立体感のあるカールから、さりげないニュアンスを与えるカールまで幅広く対応してくれるパーマです。立体感あるスタイルを少しほどいた感じのスタイルは人気があり、カールやウエーブは有るけれど決まりすぎないのが人気の秘密です。縮毛矯正をかけている人でも施術が可能です。従来は縮毛矯正をかけているヘアにパーマは難しく出来なかったのですが、デジタルパーマは相性が良くハチのボリュームを抑えながら毛先に動きを出すことが出来ます。スタイリングしやすくパーマのモチが良いのも特徴です。
一般的でパーマの基礎となるものが、パーマ剤の作用のみによってパーマをかけるもので、「コールドパーマ」といいます。この他に、電気を伝えることで発熱する特殊なロッドを巻き付け、髪に一定温度以上の熱を加えることで形状記憶力を持たせ、しっかりと強めのクセをつける「形状記憶パーマ(ホットパーマ)」があります。デジタルパーマはこのホットパーマに分類されます。デジタルパーマとは形状記憶パーマのこと。専用パーマ液をつけて、流した後に、デジタルパーマ用のロッドで巻きます。ロッドにコードをつなぎ、60℃~90℃前後の熱で約20分加温。ロッドをはずしてから、再びパーマ液を付けて流せば完了!ロッド自体から熱を放出する為ウェーブが均一についてボリューム感のある巻き髪になり、またウェーブを形状記憶しているので自宅でも簡単にスタイリングできます。通常のパーマに比べて長持ちし、軟毛でボリュームが出にくい人にもピッタリのパーマです。
Ⅱデジタルパーマの特徴
・髪にツヤとコシが出て、立体的で弾力性のあるウェーブやカールが形成されます。
・リッジ感の強い(形がはっきりした)ウェーブやカールになり、だれません。
・ゆるい大きなカールや巻き髪のようなカールも作れます。
・ふんわりとした自然な仕上がりではなく、少し硬めの仕上がりになります。
・縮毛矯正をしているけど毛先にはパーマをかける事ができます。
デジタルパーマは一般のコールドパーマの1.5~2倍の持続性があります。髪のくせの強さ、使用する薬剤などにもよりますが、通常だと4~5ヶ月後位からカールやウェーブがとれ始めます。
デジタルパーマの手順
まず、髪質とダメージ度を把握し、デジタルパーマに使用する薬剤、温度・湿度などを決めます。シャンプー後に必要があれば髪をカットし、ダメージが目立つ場合はトリートメントをします。パーマ液1剤(還元剤)を塗布し、髪に人工的なクセがつけられる状態にした後、専用ロッドに髪を巻きつけます。設定温度で加熱し、かかり具合をチェック後、洗い流します。パーマ剤2剤(酸化剤)を塗布して、しばらく放置、髪のダメージを回復させた後、洗い流して専用ロッドを外します。ブロー後、仕上げにトリートメント、スタイリングをすれば完了です。
デジタルパーマのメリット・デメリット
パーマの持ちが良い他、立体的でリッジ感が強いウェーブやカール、巻き髪スタイルも自在に作れます。髪が乾くとパーマをかけた状態に戻るので再現性が高く、セット・スタイリングが楽で手間がかかりません。クセが強い髪や硬い髪、パーマがかかりにくい髪、長持ちしない髪にオススメです。一方、加熱するので根元からパーマをかけられず、細かいウェーブはつけられず、硬めに仕上がるので柔らかい自然な仕上がりにはなりません。パーマヘアが気に入らなかった場合、縮毛矯正をかける必要があります。
デジタルパーマのお手入れ方法
お手入れやスタイリングの手間はかかりませんが、基本的なお手入れ・セット・スタイリング方法を知っておくと、キレイな仕上がりを再現できます。
髪が乾くとパーマをかけた形状に戻るため、髪が濡れた状態で流さないトリートメントやヘアパック等を毛先中心になじませケアしてください。
シャンプー後はしっかりブローをします。内側に回転させるようにして乾かしたり、ドライヤーを後ろから当てたりするときれいに内側にカールができます。
スタイリング時は軽く髪を濡らし、流さないタイプのスタイリング剤等をつけ、軽くドライヤーで乾かします。基本的には櫛やブラシを使用せず、手ぐしで乾かした方がパーマの持ちが良くなります。
~朝のスタイリング3ステップ~
・トリートメントオイルをつける トリートメントオイルを、毛先を中心に全体に馴染ませます。パサつきを抑え、ツヤ感を与えていきます。 ・上から風を当ててドライ 毛先が下だとしたら、上(頭の方)からドライヤーの風を当てながら乾かすと艶が出て、まとまり感がアップします。 ・指で内巻にセット 毛先が内巻になるように毛束を指でクルクルします。後ろの髪も全部前に持ってきます。その時に根元の方から指を下にすべらせながら、少し引っ張る感じでクルクルするうまくまとまります。
エアウェーブ 価格¥16000 (税込¥17280)
ふんわりパーマが得意な「エアウェーブ」。パーマを乾かすとウェーブがなくなっちゃう。という人もエアウェーブなら大丈夫。しっかりウェーブが長持ちします。他のパーマと比べてダメージが少ないのも魅力なのと、根元の方からしっかりとボリュームを出したい方にもオススメです!ネーミングからも髪への優しさ、空気感が伺えます。
エアウェーブは空気の熱を利用してかける画期的な今までに無かったパーマ。髪の温度が直接上がらないため、従来のパーマよりも髪へのダメージは格段に少なくなりました。今までにない、ふんわりとした仕上がりとダメージが少ないのがエアウェーブの最大の特徴で、パーマのモチが従来のパーマより長いのも魅力の1つです!パーマがかかりづらい人や柔らかで外国人風の質感を出したい人におすすめのパーマです。
「第3のパーマ」といわれ、専用マシンを使用し、「エアウェーブ」という専用マシンでロッドにつないだチューブから空気を送って髪にウェーブのベースを作り、空気の力で温度と髪の水分量をコントロールして美しいウェーブを作る『新・形状記憶』システムのパーマです。
専門的には『クリープ』と『ガラス化』という新理論でかける進化系パーマと言われます。空気の活力を利用して、直接髪を加熱することがなく温度を上げないので乾燥ダメージが少なく、トリートメント感覚でパーマをかける感じです。きつめのパーマには適しませんが、ソフトでしっかりしたリッジ感が実現できます。
エアウェーブはその名前のとおり空気の力を使ってかけるパーマです。低温の約55℃でおだやかにパーマをかけて、パーマ液をつける時間も短くてすむので髪にやさしく、柔らかな質感の仕上がりになります。その後、乾燥状態で髪の動きを記憶させるので、ゆるやかなウェーブもしっかり長持ちします。
エアウェーブの特徴
エアウェーブは、全体的にかけるパーマはもちろん、根元のボリュームアップや毛先のニュアンスカールなど、ポイントパーマにも適しています。つまり、求める部分にほしいカールを作ることができるパーマです。髪にハリやコシがなくペタンとした人には、ふっくらとした適度なボリューム感を与えることができるので、矯正的なパーマとしても利用できます。さらに、ふんわりソフトな質感でありながらも、しっかりしたリッジ感が出るので、ゆる巻きやニュアンスカールも実現できます。髪の水分量をコントロールしているので、毛先もパサつかずしっとりとした仕上がりのパーマです。
エアウェーブでできるヘアスタイルは?
ふんわりとボリュームがあり、全体的にエアリータッチで憧れの海外セレブのようなパーマが可能です。ロングヘアでも立体感のあるカールが出せるのでダレた印象になりません。フェイスラインから毛先まで光に透ける空気感を出して髪の重たさを感じさせず、毛先はカール同士を絡ませたウェーブでフェミニンな印象に仕上がります。髪質が細いネコ毛の方もボリュームを出すことができます。ロッドを斜めに巻いたり、毛先の重なり感を出したりして、Aラインシルエットの可愛らしい印象に仕上がります。
エアウェーブで髪の悩みを解決?
全体的にパーマをかけるだけでなく、根元を立たせてボリュームを出したり、毛先だけカールさせたりできるのでポイントパーマにぴったりです。エアウェーブの特長を活かして、髪がペタンとしてしまう方にはボリューム感を、しっかりリッジ感も出せるので毛先のまとまり感を作れます。パーマをかけながら髪の水分量を調節しているので、毛先のパサつき感がなく、まるでトリートメントをしたようにしっとり仕上がります。ボリューム感のない方、絶壁で後ろの髪にボリュームを出したい方、縮毛矯正をした方もエアウェーブなら可能です。
エアウェーブのお手入れ方法
新・形状記憶パーマのエアウェーブは再現性が高く、スタイリングでコテやロールブラシを使わなくても、ウェーブの仕上がり感がしっかり再現できます。髪が濡れている時と乾いている時のウェーブ感があまり変わらないので、スタイリングしやすいのも特徴です。 シャンプー後、ドライヤーでブローし、ウェーブを手で包むようにして優しくていねいに乾かすだけで、ふんわりとした自然なカール感を再現できます。美しいウェーブ感を持続させるため、普段のヘアケアとしてシャンプー後、パーマ用トリートメントを使用し、洗い流さないタイプのトリートメントを併用すればベストです。仕上げには流さないオイルトリートメントやスプレー、ムースなどにも相性が良いパーマです。
プレミアムパーマ
プレミアムパーマ剤はダメージ毛を補修し、艶のある髪へ導きます!
ユズセラミド配合・・・・・潤い持続効果
ハーブエキス・・・・・・・癒し・デオドラント・保湿効果
ナノリピジュア配合・・・・毛髪成分の流出を抑える効果
プチロラクトンチオール・・新還元剤
世界初!毛髪が傷まないパーマ!!
プレミアムパーマ剤は還元料にプチロラクトンチオールとシステアミンのダブル処方による、髪の毛を損傷させにくい酸性領域のノンアルカリカーリング料としてこだわりがあります。通常のパーマ剤であればアルカリ性で、それが髪の毛を傷ませる原因だったりするのですが、プレミアムパーマに関しては酸性領域ですので、毛髪を損傷させにくくなっています。プチロラクトンチオールとシステアミンのダブル処方により、今まで以上のしっかりしたリッジのきいたカールが力強く形成できます。しかもハーブの消臭効果でCleanに施術できます。また、4種類のハーブエキス(毛髪保湿成分)や植物性セラミドを含むユズエ キス(キューティクル保護成分)が毛髪に浸透し、しっとりと潤いある毛髪に仕上げます。
prize池袋西口店ではプレミアムの薬剤を使った、形状記憶デジタルシステムやアイロンストレートなど幅広く施術することが可能です。化粧品タイプのため、カラーリングとの同時施術も可能となっております。
こんな方にオススメ!!
・繰り返してパーマやストレートをしている方。
繰り返してパーマやストレートをすると、どうしても髪が傷みます。でも、プレミアムパーマですと何回かけても髪への負担が少ないので安心してパーマやストレートを楽しめます。
・パーマやストレートをやりたいが、髪の毛へのダメージが気になる方。
プレミアムパーマだと髪の毛と同じ酸性領域の薬ですので、従来のパーマ剤のようなアルカリ性ではないので安心していただけます。
・縮毛矯正をすでにかけてあるが、毛先などに動きを出したい方。
今までは縮毛矯正をかけていると、パーマをしても髪がボロボロになってしまったり、 思ったカールが出なかったりと、あまり良いことがなかったと思います。 プレミアムパーマでは縮毛矯正の上からデジタルパーマを使用して、パーマが可能です。
・デジタルパーマをすでにかけていて、髪の毛がゴワゴワと固くなっている方。
デジタルパーマは熱の力でパーマをかけるので、水分が飛んで傷みやすいのですが そのダメージを抑えることが出来ます。
・毛先がチリチリとしている方。
ダメージが原因なので通常のパーマをしても、よりチリチリしてしまいます。 しかしプレミアムパーマだと、それよりチリチリした部分が増える事はありません。
・柔らかい手触りを求めている方。
従来のようにゴワゴワ、ギシギシした手触り感がなく、プレミアムパーマを使うことで 柔らかい感触になります。
コールド系パーマ
加熱して髪の毛に形状記憶させるパーマ技術と違い、パーマ剤の処理だけでクセをつけるパーマ技術です。すべてのパーマの基本となる技術で、室温でパーマ効果を得る研究が進められた結果、1940年頃にアメリカで原型が完成しました。現在でもコールドパーマが世界中の美容界では主流となっていますし、全てのパーマスタイルに対応できます。髪が濡れた状態の時に一番ウェーブが出やすく、髪が乾いていくとウェーブがだんだん緩くなるという特徴があり、少し濡れた状態でムースをつけるときれいに仕上がります。
コールド系パーマのメリット
コールド系パーマはすべてのパーマの基本ですから、さまざまなヘアスタイルに対応できます。ホット系パーマのように加熱しないので、髪の毛に与えるダメージが少なく、乾燥も軽減されます。また、ホット系パーマはカールをつけるロッド自体が発熱するタイプが多いので、根元部分にはパーマをかけられませんが、コールド系パーマなら根元部分の立ち上げや、ウェーブを出すこともできます。指先を使った柔らかいニュアンスを出すことができますし、ロッドより細いピンを使用して束感を出せるピンパーマもできます。
コールド系パーマのデメリット
コールド系は濡れた状態でウェーブが出やすい特徴があり、髪が乾くとウェーブがダレてしまうため、基本的にスタイリングは濡れた状態にしないときれいに仕上がりません。ワックスやムースなどスタイリング剤は必須です。パーマ剤の強さによりますが、ソフトウェーブで仕上げた場合、1ヶ月半位からウェーブが緩んでくる可能性があります。ホット系パーマと比べると格段にウェーブの持ちが良くありません。また、縦ロールのような立体的なウェーブを出しにくいということがあります。
どんなコールド系パーマがある?
コールド系で挙げられるのはコスメパーマ、水パーマなどがあります。コスメパーマは化粧品登録のパーマ剤を使用するパーマ技術で、これまで医薬部外品だったパーマ剤が薬事法改正で、肌や髪に優しい成分になったので、髪へのダメージが少なくなりました。パーマ剤特有のアンモニア臭がなく、カラーリングが同時にできます。髪のダメージが少ないのでホット系のデジタルパーマでも使用可能です。水パーマは超微粒子のスチーム(水)を使用して髪にパーマ剤を浸透させてウェーブをつけるパーマ技術で、ダメージが少なく短時間で仕上がります。
水パーマ
パーマの新技術として注目される水パーマは、水を使用するのではなく、これまでより弱いパーマ剤を細かい蒸気の力で髪に浸透させてカールを作ります。水パーマに使用される蒸気はとても細かく、髪のキューティクルを広げながらパーマ剤を浸透させて行きます。弱めのパーマ剤を使用しても、比較的短時間で効果的なパーマをかけることができて、髪へのダメージも抑えられます。かっちりした強めのカールではなく、弾力のあるもちっとしたカールに仕上がるのが特徴です。
水パーマが画期的なわけ
パーマは髪の毛の中心にあるキューティクルに覆われたコルテックスにパーマ剤が浸透して、カールやストレートのクセをつけることができます。しかしキューティクルに覆われた状態ではパーマ剤が浸透できないので、まずキューティクルを開かせるためのアルカリ剤を塗布します。水パーマはモルビドスチームという大変細かい蒸気でキューティクルの隙間を広げ、アルカリ剤と同じ働きをします。アルカリ剤が髪に残留すると髪のたんぱく質が分解されて流出し、ダメージがひどくなります。水パーマはダメージの原因となるアルカリ剤を使わなくてすみます。
水パーマの様々なメリット
極小化されたモルビドスチームを使ってパーマ剤の浸透を促すので保湿効果があり、前処理のトリートメント効果が上がったり、パーマにかかる時間を短縮したりできます。トリートメント成分が髪の芯まで行き渡るので、髪の1本1本に潤いが出ます。ダメージヘアの内部に栄養成分を十分に補うことができますし、ダメージの少ない弱いパーマ剤でも効果的なパーマをかけられます。水パーマでは前処理のトリートメントで、髪を健康な状態に戻してパーマをかけることになるので、毛先までパーマ剤が作用するためです。
水パーマのお手入れ
毎日のお手入れはシャンプー後、普通にドライヤーで乾かします。朝のセットの時はしっかり濡らしてパーマ専用のフォームやミストなどスタイリング剤をつけ、指でクルクル髪にカールをつけながらブローします。水パーマは濡れた状態でパーマが再現できるので、しっかり濡らすことがポイントです。仕上げに束感を出したい時はワックスを使うと良いでしょう。髪の長さにもよりますが、10分位でスタイリングできると思います。その日の気分でアレンジできるようになると楽しくなるので、美容室でプロのスタイリング方法を聞いてみて下さい。
コスメパーマ
コスメパーマは化粧品登録のパーマ剤を使用するパーマのことで、薬事法の改正により医薬部外品だった従来のパーマ剤が髪や地肌を傷めず、優しい成分になりました。化粧品のようにパーマ剤を使用できるので、髪のダメージが少なく、カラーと併用することができます。パーマ剤特有のアンモニア臭がなく、お手入れも楽チンです。コスメパーマ、コスメストレートパーマ、コスメデジタルパーマの3種類があり、多彩なニュアンスのヘアスタイルができるデザイン性が高いパーマです。
コスメパーマのおすすめポイント
髪が傷んでいる方もパーマをかけられるほど、髪に与えるダメージが少なく、基本的にカラーと同時にパーマをかけることができますし、ハイトーンでも大丈夫です。ストレートやデジタルパーマを同時にかけることもできるので、多彩なヘアスタイルのアレンジが可能です。コスメパーマは表現力が幅広く、ナチュラルで柔らかい仕上がり感があるので、どんなヘアデザインの要望にも柔軟に応えてくれます。くせ毛のようなニュアンスパーマも作れますし、ヘアスタイリストの自由なイマジネーションをカタチにしていくことができます。
コスメストレートパーマ
通常のストレートパーマに比べて髪に優しく、ダメージヘア用に使われているくらいです。これまでのストレートのように真っすぐシャキッとなり過ぎず、自然な感じのストレートヘアに仕上がります。パーマ剤が髪に優しいということは薬の作用が弱いので、ストレートの持ちが良いとは言えません。アイロンを当てたりすれば根元が伸びる1~2ヶ月の広がりは抑えられるはずで、髪質やクセによりますが、3ヶ月から6ヶ月位大丈夫です。コスメストレートパーマはクセを直すというより、シルエット補正と考えると良いと思います。
コスメパーマに向いているのは?
髪にダメージがある方、毛量が多くパーマをかけられなかった方、縮毛ほどではないクセ毛の方、敏感肌・肌の弱い方、ヘアスタイルのデザイン性を楽しみたい方などに適しています。10代で髪質が弱い方や年齢とともに髪が細く弱っている高齢の方も、安心してパーマをかけることができます。従来のパーマの工程とあまり変わらないので特に時間がかかることはありません。しっかり強めのパーマをかけたい方や髪質が太く硬い方は、従来のパーマ剤が適している場合がありますが、なるべく髪に負担をかけないコスメパーマは時代のニーズに合っています。
クリープパーマ
ひと頃、話題となった「クリープパーマ」はエアウェーブに近い仕上がりになりますが、専用マシンは使用しません。従来のコールド系パーマと工程はそれほど違いませんが、パーマ1剤(還元剤)を塗布した後、シャンプーで洗い流してから次のパーマ2剤(酸化剤)を塗布するまでの時間を長く取ります。この時間をクリープ期と呼ぶのでクリープパーマと呼ばれます。クリープ期を利用することでカールの持ちが良くなり、髪へのダメージも少なくすることができます。
クリープパーマの原理
毛髪成分の80%以上を占めるコルテックス(毛皮質)は髪質を決定し、水分量を調節する働きがあるので、健康な美しい髪を維持するのにコルテックスの保護・補修は大切です。従来のコールド系パーマは、コルテックスが均等サイズで並んでいるのを強制的に曲げてロッドで固定します。無理に曲がった状態の反動で、コルテックスが元に戻そうとする力が働くとカールが取れやすくなります。クリープパーマは負荷がかかったコルテックスが薬剤で柔らかくなり、自由に移動して安定状態になる時間を置くのでカールが保たれ、髪へのダメージも抑えられます。
クリープパーマのメリット
従来のパーマは髪が傷む、持ちが悪い、自分でスタイリングが難しいというイメージがありましたが、クリープパーマは刺激の少ないパーマ剤を使用しても、しっかり弾力のあるカールを作り、通常のパーマより持ちが良くなります。カラーリングした髪でもダメージを心配せずに併用することができます。水分を十分に補充してパーマ剤を使用するのでふんわり優しい仕上がりになりますし、キューティクルの歪みが少ないので手触りも滑らかです。髪が濡れていても乾いていても、カールに差が感じられないのでスタイリングの手間がかかりません。
クリープパーマのおすすめスタイル
基本的に髪質や髪の長さは問わず、カジュアルボブ、ガーリースタイル、フレンチミディ、小顔ヘアー、シフォンカールなど様々なスタイルを楽しめます。エアウェーブとの違いは細かいウェーブが出せることです。ブロースタイルのパーマやふんわりボリュームを出すスタイルに向いています。また、スタイリング剤を変えることで雰囲気の違う仕上がりになります。ムースを使うとしっとり全体的にまとまり、髪にツヤが出て上品な仕上がりになります。ワックスを使うとふわっと軽いエアリー感があるので、動きのある仕上がりになります。
パーマにはどんな巻き方がある?
パーマの種類を巻き方や道具で分けることもできます。ポピュラーなのはロッドで巻く方法で、同じロッドでも直径や長さで50種類以上あり、円錐型ロッド、ロングロッド、パーマスタイル用のオリジナルロッドがあります。ロッドの太さとパーマ剤の強弱の組み合わせを色々変えることで様々なウェーブを作ることができます。ロッドに髪をらせん状に巻きつけるスパイラルパーマ、ロッドではなくピンで固定するピンパーマ、髪をねじって巻きつけるツイストパーマなどがあります。
ロッドの巻き方いろいろ
毛先から巻き始める毛先巻きは毛先にパーマがかかりやすく、根元をロッドに当て徐々に毛先へ巻いていく根元巻きは根元にしっかりパーマがかかり、毛束の中間部から巻き始める中間巻きは中間部にパーマをしっかりかけられます。髪の生えている方向と垂直に巻く横巻き、平行して巻く縦巻き、毛束をねじって巻くねじり(ツイスト)巻き、らせん状にずらしながら均一にかかるように巻くスパイラル巻きなどがあります。スパイラル巻きはロングヘアだとらせん状に巻くのにロングロッドが必要です。流し(逃がし)巻きはロッドに対して毛束の角度を斜めにして流すように(逃がすように)巻く技法で、緩やかなウェーブになります。
ピンパーマ
適度な毛束を細いピンや指を使ってクルクル巻きつけ、ペーパーで包んで根元からピンで固定してパーマをかけます。ロッドを使うよりウェーブやカールが緩めにかかり、髪の流れも不規則になるので無造作でクセ毛感のあるナチュラルな仕上がりになります。根元から巻く、毛先だけ巻く、髪を立たせたり、寝かせたり、ピンパーマはアレンジが自在にできるのが特長です。ショートヘア・短髪でもかけられ、細いピンを使えばベリーショートもOKなので、メンズパーマや毛先に変化をつけたい時に利用されます。
ツイストパーマ
毛束をねじって巻きつけるツイストパーマは男女ともに人気があります。細かいウェーブが髪全体にかかるので、髪のボリュームアップをしたい方にオススメです。指の代わりにロッドや針金、アルミホイルで巻いたり、黒人風にちりちりにしたり、逆に緩めにかけたりすることができます。自然な仕上がりで適度なルーズ感があり、他のパーマよりスタイリングは楽ですが、毛束がほどけてくるとアフロヘアになりやすいので、スタイリング剤は毎日つけます。パーマは長持ちしますが、簡単に取れないので注意して下さい。
パーマの薬剤について
パーマ剤を使用する目的は髪にウェーブを作ったり、ストレートにしたりして、その状態を保つことです。大きく分けると2つの種類があり、髪にウェーブをつけるパーマネントウェーブ剤、くせ毛やウェーブを伸ばすストレートパーマ(縮毛矯正)剤です。パーマ剤の効能や品質規格は薬事法で定められ、還元・酸化の化学反応を利用することから、安全性を確保するため、医薬部外品になります。最近は安全性が高いカーリング剤があり、コスメパーマと呼ばれ、化粧品登録をされたパーマ剤になります。
毛髪の結合とパーマ剤の関係
毛髪には4つの結合があり、アミノ酸の基本的結合であるペプチド結合、システイン2分子が結合するS-S結合、マイナスイオンとプラスイオンが結合するイオン結合、水に濡れると切断し、乾かすと再結合する水素結合です。4つの結合のうち水素結合、イオン結合、S-S結合を切断し、髪を軟化させるのがパーマ1剤(還元剤)の役目です。パーマ2剤(酸化剤)でS-S結合を元に戻し、ドライヤーで乾かすと水素結合とイオン結合が元に戻せます。ウェーブを固定するには3つの結合がきちんと元に戻ることが大切で、再結合できないとウェーブが取れやすく、水分量が低下し、髪の保護が弱くなります。
パーマネントウェーブ剤
化学反応を利用して人工的にウェーブを作る美容技術で使用される薬剤です。コテやヘアーアイロンで作るウェーブは、髪を濡らすと取れてしまうので一時的なセットスタイリングになります。パーマネントウェーブ剤の有効成分はチオグリコール酸塩類とシステイン類の主に2つです。パーマ技術によりコールド式と加温式があり、加温式の方がしっかりウェーブを作ることができますが、髪が傷みやすいというデメリットがあります。髪の傷みが気になる方のために、加温式とコールド式の中間の施術方法もあります。
ストレートパーマ(縮毛矯正)剤
化学反応を利用してクセ毛やウェーブを伸ばし、ストレート状態にする美容技術で使用される薬剤です。縮毛矯正とストレートパーマに使用する薬剤は強さの違いはあっても、基本的な違いはないとされます。ストレートパーマ剤の有効成分はチオグリコール酸で、室温で使用するコールド式と、60℃以下で加熱する加温式があります。髪をストレートに伸ばす際にアイロンを使用できないタイプがあるので、コールド式・加温式それぞれアイロン使用可・不可の4つのタイプがあります。
パーマとカラーを一緒にしても良い?
一般的なパーマとカラーリングを同時に行うことは、薬事法で禁止されています。パーマ剤もカラーリング剤も主流は医薬部外品で、医薬部外品同士の組み合わせはできないことになっています。コスメパーマにするなど、どちらかが化粧品登録されていれば、薬事法上は問題ありません。ただ、同時に行うとヘアカラーは褪色してしまうので時期をずらした方が良いです。一般的にはパーマでヘアスタイルを作ってカラーリングすることが多く、パーマをかけた後は髪が傷みやすいので、一週間以上空けるようにします。
パーマ剤でヘアカラーが色落ち?
パーマ1剤の還元作用とヘアカラーの発色の原理が関係しています。ヘアカラーも1剤と2剤があり、1剤の酸化染料と2剤の過酸化水素が化学反応を起こし、酸化重合により発色します。酸化作用によって発色しているのに、パーマ1剤の酸化作用と反対の還元作用が加わると、酸化重合している染料の結合を切断し、染料の粒子が小さくなって外に溶け出します。パーマ1剤にはアルカリ作用もあり、毛髪が膨張して髪を保護するキューティクルが開くので余計に染料が溶けだし、ヘアカラーが色落ちします。
パーマ剤で色落ちしやすいカラー
ヘアカラー剤の酸化染料は3つのタイプの組み合わせで色味が作られ、直接染料、中間体、カプラーがあります。染料が酸化重合した時の粒子の大きさや毛髪内部への浸透性によって色落ちに大きく影響します。直接染料は赤や黄など暖色系で小さな粒子そのままで発色するので酸化重合せず、パーマ剤による色落ちは少ないです。中間体はベースとなる染料で酸化重合により粒子が大きくなって発色し、カプラーは中間体と結合して発色します。カプラーの違いで様々な色味ができますが、中間体とカプラーはパーマ剤で色落ちしやすいです。
パーマ剤でのヘアカラーの色落ちを防ぐために
カラーリングした髪にパーマをかけても、かかり具合やカールの持ち具合に影響はありませんが、ヘアカラーは色落ちします。パーマをかけてからカラーリングをするのが手順です。また、パーマ1剤のpH度が高い方がヘアカラーの色落ちや変色が少ないです。これはパーマ1剤のpH度がヘアカラー剤のpH度(9.5以上のアルカリカラー)に近づくので、発色への影響が少なくなり安定するためです。パーマ2剤は過酸化水素系が強い方が、パーマ1剤で還元されてしまった染料を再び発色させる効果があります。
レングス別パーマスタイル
ショートヘアのパーマスタイル
ショートヘアと言えばカットで勝負みたいなヘアスタイルで、ベーシックなカットスタイルが多いですが、今はショートヘアのパーマスタイルも色々できるようになっています。初めてパーマをかけるなら、シンプルなワンカールにしてレイヤーを入れると動きが出て、ナチュラルなスタイルになります。ショートヘアは毛先の流れで色々表情を作れるので、ブロー、スタイリングで変化をつけられます。最近の傾向は分け目を作らず、トップをふんわりさせ、襟足をタイトにしたゆるふわスタイルがショートヘアでも人気です。
毛先で変化をつけるショートスタイル
ショートヘアのパーマスタイルはワンカールにして毛先の方向をランダムにしたり、つむじを後ろにずらして毛先をフロントに流すようにしたり、カットで削いだりせず、重めに仕上げて表面にパーマをかけてみたり、ウェーブをつけるというより毛先の変化をつけるスタイルが多いです。ガーリーなゆるふわパーマに仕上げたり、部分的にカールを強めにしてベティさん風に仕上げたり、大きめのカールでボブっぽく仕上げたり、クセ毛風仕上げや外ハネを入れてみたり、遊び心も取り入れられます。
バング(前髪)と束感を生かすショートスタイル
ゆるふわスタイルに束感を持たせるとショートヘアのニュアンスが変わります。バング(前髪)に束感を持たせて、可愛らしく額を見せるようにしたり、バングの長さにグラデーションをつけて束感を出したりするスタイルもあります。個性的なショートパーマにしたいなら、バングを短めにして立体感のあるパーマをかけるとかなりイメチェンできます。マッシュルームショートの襟足も刈り上げスタイルにするとより個性的です。バングが短めのマッシュルームの形をそのまま生かし、カラーリングで雰囲気を変えるスタイルもあります。
ショートのパーマスタイリング
今どきのショートのパーマスタイリングは分け目を作らないことが多いです。分け目ができるとトップのボリュームが失われ、顔のハチにボリュームができるので全体的に頭と顔が大きく見えて、ヘアスタイルが映えなくなります。ブローで分け目を消すようにするポイントがあります。分け目のクセがある方は地肌をしっかり濡らしてドライヤーをかけること、ドライヤーの風は頭のてっぺんからあて、分け目の地肌を指でしっかりこすり、乾いた後さらに1~2分こすります。後は地肌の水分を乾かし、スタイリング剤で仕上げです。
ミディアムヘアのパーマスタイル
ミディアムヘアは肩から肩下くらいまであるので、ショートヘアよりパーマアレンジの幅が広がります。ナチュラルストレートにして毛先にレイヤーを入れて内向きにカールさせたスタイル、ボブカットで表面に段を入れ、毛先にワンカールを入れたシンプルなスタイル、そしてやっぱりナチュラルでふわふわの可愛いスタイルが人気です。女性自身の可愛さ志向と、男性にモテるヘアスタイルを意識しているようです。可愛い路線だけでなく、自己主張のある脱コンサバ系、大人女子、外国人風なども人気が
ナチュラルで可愛いミディアムスタイル
風にふわりとなびきそうなエアリー感のあるシルキーヘアスタイルは、ナチュラルなグラデーションカラーと組み合わせると優しく可愛らしい印象になります。小顔効果があるのはローレイヤーをベースに顔周りにレイヤーを入れ、毛先にデジタルパーマをかけたヘアスタイル。しっかりブローするだけなのでお手入れも楽です。前髪に丸みと束感を持たせ、少し重めに揃えてカットし、サイドがほつれウェーブのパーマはカラーで表情を変えられます。ふわりとしたナチュラルなミディアムヘアは、カラーと組み合わせると柔らかな優しい印象になります。
モテ髪じゃない伸ばしかけのミディアムスタイル
実はショートやボブからミディアム、ロングまで伸ばしかけという方もいます。個性的なショートヘアや脱コンサバ風ボブだと、伸ばす途中がイマイチ決まらないということもあります。伸ばしかけでも楽しめるように前髪は短めで可愛くなり過ぎず、長さを揃えて少しカットするとAラインボブになります。クセ毛を活かしたスタイルでカラーリングだけでも良いですが、髪質によってはパーマのボリュームが必要です。子育て中の女性に重めのボブスタイルが人気で、無造作なパーマをかけると乾かすだけで大人女性のスタイルになります。
ゆるふわミディアムのパーマスタイリング
憧れのゆるふわパーマをかけたのに、自分でスタイリングができずにふんわり感が出ないという方が少なくありません。スタイリングするときはカール部分だけでなく、根元を霧吹きで濡らし、ドライヤーを当てて空いている手で髪を梳きます。ジグザグに動かしながら乾かすのがコツで、分け目や生えグセを目立たなくすることでトップがふんわりします。毛先のカール部分は指でクルクルしながらドライヤーを下から入れて乾かします。最後にムースで仕上げます。
ロングヘアのパーマスタイル
ストレートなロングヘアは女性の憧れですが、最近はふわふわカールで雰囲気のあるロングヘアが人気です。バング(前髪)を作ってマッシュカットにするか、短めに揃えるか、センターパートにしてモード風にするかなど大胆に雰囲気を変えられます。ふわふわロングにするなら、やや重ためのボリュームでこだわりのヘアカラーにすれば、アンティークなドーリー風、外国人風、グラマラスでちょっとセクシーな雰囲気など変化を楽しめます。ロングヘアは髪の傷みが目立ちやすく、パーマで髪の傷みが目立たなくなりますが、ダメージはあるので、髪に栄養分を与えるシャンプーやトリートメントでお手入れして下さい。
やってみたい重ためロングパーマスタイル
スタイリングのことを考えるとストレートパーマや縮毛矯正がラクですが、自慢のロングヘアを今風にアレンジさせるなら、重ためのボリュームパーマスタイルです。バング(前髪)を短く眉上に揃えて、サイドに中間からウェーブを出したワンレングスのロングスタイル、顔周りと表面にレイヤーを入れ、少し動きをプラスし、毛先にかけて大きなカールを作るスタイル、朝起きた時の寝癖をそのままスタイリングに生かした楽チンでちょっとセクシーなグラマラススタイルもあります。
ロングヘアパーマのスタイリング
ヘアカタログのモデルはきれいな巻き髪のロングヘアになっていますが、全てコテでセットしているか、パーマをかけてコテで巻いています。自分でスタイリングをする時は、デジタルパーマ以外は濡れた状態でカールが一番出るので、一度根元から完全に濡らします。ドライヤーでカールを意識しながら乾かし、半乾き状態でムースをつけてスタイリングします。スタイリングを手軽にしたいならデジタルパーマで、乾いた状態でカールが一番出るので、しっかり乾かしスタイリング剤をつければOKです。
ロングヘアの傷みが少ないパーマ
以前に比べて髪のダメージの少ないパーマ剤やパーマ技法が増えており、ロングヘアでパーマをかけるならなるべく傷みにくいパーマをかけたいという方がいます。一般的に髪にダメージを与えにくいコスメパーマ、水パーマ、エアウェーブなどありますが、パーマをかける髪の状態によってかかりにくい場合があります。なりたいヘアスタイルでなければ、パーマをかけても意味がありません。自分の髪の状態を考慮して、最適なパーマスタイルを提案してくれる美容師に相談することです。
メンズのパーマスタイル
メンズのパーマの種類が増えています。ブローやスタイリングしやすくするためのボディー(ニュアンス)パーマ、ピンパーマ、ピンパーマを応用したツイストパーマ、スパイラルパーマ、ホットパーマの種類であるデジタルパーマ、アイパー、アイロンパーマ、パンチパーマなどです。パンチパーマは美容室やサロンでなく、理容室で行います。髪の長さによってかけられるパーマの種類が違いますし、クセの強い髪だとパーマの特長である質感がうまく出ないケースがあります。今、流行のメンズのパーマスタイルはショートのツーブロックです。
ナチュラル感重視のメンズパーマスタイル
ボディー(ニュアンス)パーマはスタイリングを楽にしたい方、ボリュームがでない方にオススメで、髪にウェーブがでない程度のクセ毛風の仕上がりになります。大き目のロッドを使用するので髪の長さは5cm以上必要で、極端に強いクセ毛には向きません。適度な毛束をペーパーで包むピンパーマは部分的パーマに最適で、ロッドを使用するより緩めのウェーブ、無造作なナチュラル感が特長です。ピンパーマの毛束をねじって固定するツイストパーマ、長めのロッドに巻きつけるスパイラルパーマはボリュームアップになります。
パーマを長持ちさせるメンズパーマスタイル
パーマ剤を使用し、熱加工を加えたデジタルパーマはホットパーマの一種です。形状記憶パーマとも呼ばれ、パーマのかかり具合が強くなります。パーマがかかりにくい方、猫毛でボリューム不足の方、パーマが長持ちしない方、天然パーマや強いクセ毛、硬い髪、縮毛矯正をしている方にもオススメです。太めの専用ロッドを使用するので、髪の長さは10cm以上必要になります。アイロンパーマは円形や多角形のアイロンを使用し、カールやウェーブを作れますが、アイパーは平型のアイロン、コテを使用し、直毛のストレートヘアに仕上がります。
ショートのツーブロックとは
頭頂部から耳の上くらいまでの髪の毛を長めにし、その下の部分は刈り上げにするヘアスタイルをツーブロックと言います。ブローの仕方によって長い部分の髪を下したり、刈り上げ部分を露出させたり、印象が大きく変わるのが特徴です。メンズだけでなく、女性にもメリハリのあるヘアスタイルとして人気があり、ショートヘア自体が女性に人気が出ていることもあります。特にメンズではツーブロックのショートヘアでパーマをかけるのが流行しそうです。
トラックバック(0)
トラックバックURL: https://www.prize-hair.com/mt/mt-tb.cgi/8597