スチームでかける水パーマ
スチームでかける水パーマ
スチームでかける水パーマ
パーマの新技術として注目される水パーマは、水を使用するのではなく、これまでより弱いパーマ剤を細かい蒸気の力で髪に浸透させてカールを作ります。水パーマに使用される蒸気はとても細かく、髪のキューティクルを広げながらパーマ剤を浸透させて行きます。弱めのパーマ剤を使用しても、比較的短時間で効果的なパーマをかけることができて、髪へのダメージも抑えられます。かっちりした強めのカールではなく、弾力のあるもちっとしたカールに仕上がるのが特徴です。
水パーマが画期的なわけ
水パーマが画期的なわけ
パーマは髪の毛の中心にあるキューティクルに覆われたコルテックスにパーマ剤が浸透して、カールやストレートのクセをつけることができます。しかしキューティクルに覆われた状態ではパーマ剤が浸透できないので、まずキューティクルを開かせるためのアルカリ剤を塗布します。水パーマはモルビドスチームという大変細かい蒸気でキューティクルの隙間を広げ、アルカリ剤と同じ働きをします。アルカリ剤が髪に残留すると髪のたんぱく質が分解されて流出し、ダメージがヒドくなります。水パーマはダメージの原因となるアルカリ剤を使わなくてすみます。
水パーマの様々なメリット
水パーマの様々なメリット
極小化されたモルビドスチームを使ってパーマ剤の浸透を促すので保湿効果があり、前処理のトリートメント効果が上がったり、パーマにかかる時間を短縮したりできます。トリートメント成分が髪の芯まで行き渡るので、髪の1本1本に潤いが出ます。ダメージヘアの内部に栄養成分を十分に補うことができますし、ダメージの少ない弱いパーマ剤でも効果的なパーマをかけられます。水パーマでは前処理のトリートメントで、髪を健康な状態に戻してパーマをかけることになるので、毛先までパーマ剤が作用するためです。
水パーマのお手入れ
水パーマのお手入れ
毎日のお手入れはシャンプー後、普通にドライヤーで乾かします。朝のセットの時はしっかり濡らしてパーマ専用のフォームやミストなどスタイリング剤をつけ、指でクルクル髪にカールをつけながらブローします。水パーマは濡れた状態でパーマが再現できるので、しっかり濡らすことがポイントです。仕上げに束感を出したい時はワックスを使うと良いでしょう。髪の長さにもよりますが、10分位でスタイリングできると思います。その日の気分でアレンジできるようになると楽しくなるので、美容室でプロのスタイリング方法を聞いてみて下さい。