カラーリングと黒髪ブーム
カラーリングと黒髪ブーム
カラーリングと黒髪ブーム
昨年辺りからブレイクした黒髪(ダークトーン)はファッション雑誌で多く取り上げられ、モデルや女優、タレントが黒髪で大人っぽく上品な印象になったり、TVの情報番組で特集されたりと注目を集めています。でも、自分でキレイな黒髪にするのは意外に難しく、市販の黒髪戻しで染めたら、黒くなりすぎてしまったという失敗例もあります。白髪染めとは違うおとなのオシャレな黒髪にするにはコツがあります。自然で地味に見えない、あか抜けた感じの黒髪スタイルにするための方法を考えます。
黒髪のバリエーションを知る
黒髪のバリエーションを知る
カラートーンでカラーリングの明度を表わしますが、黒人の黒髪は1~2トーン、白髪は20トーンとすると平均的な日本人の黒髪は4~5トーンです。この場合、縮毛矯正や黒染めをしていないバージンヘアとします。6トーンがカラーリングしているのか、元々の地毛の色か分からないダークブラウンで、7トーンは暗めのブラウンです。2トーンでは日本人には黒くなり過ぎて不自然です。6~7トーンであればほんのり明るいレベルなので、5~7トーンが自然な黒髪と言えると思います。初めて美容室でカラーリングする時に不安であれば、7トーンぐらいにすると良いでしょう。
地味に見えない、あか抜けた黒髪スタイル
地味に見えない、あか抜けた黒髪スタイル
同じ黒髪でもバイオレット、ラベンダー、アッシュ系など色味があるのをご存知ですか?色味を変えることで同じ黒髪でも印象が変わります。バイオレットは髪にツヤ感を、ラベンダーは髪質が透き通る感じで柔らかい質感を出せます。アッシュ系は地毛に近い色合いになりますが、その分地味に見えやすいのでスタイリングが大切です。あか抜けた黒髪スタイルにするには、前髪をカットするとか、サイドに段を入れるなど顔周りが重たくならないよう軽さを出します。眉の色を明るいブラウン系にすることで、重たい印象を軽減するテクニックもあります。
黒髪は相手の印象が顔に集中する
黒髪は相手の印象が顔に集中する
カラーリストによれば、「人は無意識のうちに明るいものを先に認識する」そうです。暗いものと明るいものがあれば、明るい方に意識が働くということで、肌色と黒髪では明るさのコントラストが大きくなるので、相手の意識が顔に集中することになります。黒髪でキツイ印象になったとか寂しく見えるということも関係しています。肌のくすみやシミなどにも目を向けられるので、髪の色は適度に明るい方が顔のコンプレックスを和らげる効果があると言えそうです。