白髪染めとカラーリングの違い
白髪染めとカラーリングの違い
白髪染めとカラーリングの違い
最近では30代~40代で白髪が気になる女性が増えているようです。しかし「白髪染め」をするのは抵抗があるという理由で、おしゃれ染め、カラーリングを続けている方が少なくありません。白髪染めはカラーリングの一種ですが、文字通り白髪を染める専用のヘアカラーで、黒髪を染めるヘアカラーとは仕組みも成分も配合も違います。通常の黒髪用のヘアカラーより白髪がきれいに染まり、白髪を目立たなくするだけでなく、黒いままの髪を同じ色に染めることができるので自然な仕上がりになります。ただ、黒髪用と違い、使用回数が多くなりがちで、その分髪が傷みやすいと言えます。しかし、prizeでおすすめしているのが髪の毛が生えてきた部分だけのカラーリング、いわゆるリタッチをおすすめしております。リタッチですと、必要な所に必要なだけのカラーリングですので、安心してカラーリングが出来ると思います。以前に染めた髪の毛はやはりダメージ毛となっているので、ダメージコントロールをする為には以前のカラーリング部分は染めないとゆう選択が最良かもしれません。ただし、根本ばかり染めるだけでは不十分といえます。何故ならば、皆様も経験があると思いますが髪の毛は一度染めると、時間とともに次第に明るくなるのです。カラーリングがたび重なるシャンプーによって落ちてきている証拠でもあるのです。prizeでは根本のカラーをおすすめしておりますが、数回に一度は毛先まで染めることをおすすめしております。
白髪染めとカラーリングの仕組み
白髪染めとカラーリングの仕組み
カラーリングの一種である白髪染めは、黒髪用と同じように永久染毛剤と呼ばれるヘアカラーを使用し、1剤と2剤を混合して髪に塗布し、クリーム・ジェル・液状の3タイプがあります。1剤にはパラフェニレンジアミンやパラアミノフェノールなど染料前駆体と染料連結体が配合され、配合量や割合によって染料の濃さが決まります。2剤は過酸化水素が配合され、1剤と混合することで化学反応をおこし酸化染料となり、毛髪内部のメラニンを脱色し、内部に浸透して発色します。黒髪用とは色の濃さ、発色成分の配合量が違い、白髪が上手く染まるように調合されています。
白髪の程度で使い分ける
白髪の程度で使い分ける
全体に白髪があるわけではなく、ちらほら数本見える程度であれば、黒髪用でカラーリングしても問題ありません。分け目や生え際にまとまって白髪が生えるようなら、白髪染めを使用した方が目立たなくすることができます。最近の白髪染めは黒く染めるだけでなく、通常のヘアカラーのように髪の色を明るくするタイプも出ています。年配の女性が白髪を黒くするために使うというイメージが変わっているので、年齢ではく自分の白髪の量や目立ち具合によってどちらか選ぶと良いでしょう。
白髪染めをタイプで選ぶ
白髪染めをタイプで選ぶ
自宅で白髪染めをする場合、クリーム・ジェル・液状タイプから選べます。ロングヘアはジェル・液状タイプが髪全体に広げて馴染ませやすく短時間で染めることができます。ショートヘアは生え際や根元の部分染めに液ダレしにくいクリームタイプが使いやすく、必要量を使えるのでムダがありません。ただ、使用回数が多くなると髪のダメージが大きく、長年の白髪染めで髪がパサパサになり、まとまりが悪くなっている方が多いです。ヘアケアを考えると美容院の方がオススメです。さらに市販されている薬剤は誰が染めても・塗布ムラが多少あっても綺麗に色が出るように薬剤を強めに作っている傾向があるようです。そうすると、髪の毛へのダメージコントロールは難しいものとなると思われます。