タトゥーの入れ方


タトゥーの入れ方には手彫り、機械彫りの二種類があります。

手彫りの場合、針を何本か束ねた道具を使用し、
その束ねられた針の浸透圧で染料が蓄えられます。

機械彫りの場合、手ではなく機械を使い針を刺していきます。
磁石の磁力やモーターの回転により針が高速で上下する仕組みです。




タトゥーの原理


人間の皮膚は外側から表皮・真皮・皮下組織の3層になっています。

表皮と真皮が触れ合う部分は細胞分裂が活発です。分裂した
細胞は表皮側に移動していき、いずれ垢となって剥がれ落ちます。

タトゥーは皮膚に針で傷をつくり、細胞分裂で
表面に上がってくることの無い、皮膚深部の真皮層に
染料を染み込ませることで、色素を定着させています。

傷跡が消えてもタトゥーが消えないのはこの為です。










タトゥーを除去する原理


皮膚深部に色素が沈着したタトゥーは
完全に除去するのは難しいとされています。


◆レーザー除去

最も一般的な除去方法としては、濃い色に反応する
特殊なレーザーを照射し染料を破壊する「レーザー除去」です。

レーザーが墨の色に吸収され、瞬間的に熱を発する事で
色素が粉砕され粉々になります。粉々になった色素が
分解され対外排出されたり、肌のターンオーバーによって
徐々に置き換わっていくことで色素が薄くなっていきます。

痛みや負担が少ないので比較的受けやすい治療ですが、
完全に消すことはできず、時間もかかります。


◆皮膚切除

皮膚切除は、タトゥーが入った部分の皮膚を切り取り
タトゥーを除去する方法です。

入っている箇所の皮膚を切り取って縫い合わせる切除法、
皮膚を切り取って他の部位の皮膚を移植する移植法、
皮膚の表面を削っていく削皮法、などがあります。

これらは皮膚自体を除去する為、完全な除去が可能です。
しかし手術を伴う為、身体への負担が大きく
ダウンタイムがかかる方法になります。










皮膚深部まで入ってしまった色素は、除去するのに
長い期間や大きなリスクを伴います。

気軽にタトゥーを隠したい、という場合には
ぜひタトゥーカバーをお試しください♪

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